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2011年5月8日 礼拝メッセージ
栄光を現してください
 (新約聖書 ヨハネの福音書 12章20〜33節)

『わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについてきなさい。わたしがいるところに、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。』(新約聖書 ヨハネの福音書 12:26)

『…彼らはイエスに言った。「私たちは、神のわざを行なうために、何をすべきでしょうか。」イエスは答えて言われた。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです。』(新約聖書 ヨハネの福音書 6:28,29)


神に仕えるとは、何か良いことをすることではなく、神のことばを信じることです。それは不信仰との戦いとも言えます。それには報いがあります。神への信頼が増し、平安が与えられるという報いです。人が欲しているものは、まことの平安です。目の前の問題が解決すれば平安が得られると考えるのは間違いです。祈りが答えられることは通過点でしかなく、一時的なものです。最後に残るのは愛、つまり神への信頼です。私たちは神に仕え(神のことばを信じ)、神への信頼を増し加え、平安を得ることをめざすべきです。


『今わたしの心は騒いでいる。何と言おうか。『父よ。この時からわたしをお救いください。』と言おうか。いや。このためにこそ、わたしはこの時に至ったのです。』(新約聖書 ヨハネの福音書 6:27)


イエス様は、十字架で死ぬことによって、肉体の死だけでなく、神との断絶を意味する霊的な死も味わいました。上のことばは、イエス様が神との断絶を恐れたことを現しています。人にとっても、最も恐ろしいことは霊的な死です。


『父よ。御名の栄光を現してください。」その時、天から声が聞こえた。「わたしは栄光をすでに表したし、またもう一度栄光を現そう。』(新約聖書 ヨハネの福音書 12:28)


イエス様は、試練を栄光の場と考えていました。実際に、十字架の死は人々が考えたようにすべての終わりではなく、すべての人の救いにつながる神の栄光の始まりでした。私たちが出会う試練も同様です。試練に会った時、主が祈られたように「神の栄光を現してください」と祈りましょう。