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2009年9月20日 礼拝メッセージ
『献堂記念にあたって』


5年前の献堂に至るまでの会堂建築を通して、神から教えられたことを見ていきましょう。それは次の3つです。


1.神の思いは、私達の思いよりも勝る

私たちが物事に行き詰まったと思う時も神には別の思いがあり、そちらへ導こうとしておられることがあります。ですから神に信頼して神の思いを求めましょう。

『「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。・・主の御告げ。・・天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。』(旧約聖書 イザヤ書 55:8〜11)


2.全てに時がある

神にとって最善の時があります。その時を待つことが大切です。見えるところの保証が何もなくても、ただ神を信頼して待つことで、私たちには素晴らしい希望につながる忍耐が養われます。

『ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。(新約聖書 へブル人への手紙 10:35,36)


3.問題の本質は自分にあることを学ぶ

神はすべての問題を解決してくださる方です。それなのに、物事がうまくいかない時、不安になったり、苛立つなら、神のことばを信じていないからです。問題は、状況にあるのではなく、神を信頼しない自分にあるのです。

また、人間関係の中で、相手から悪いことをされて、腹を立てるといったことがあるでしょう。しかし、腹が立つのは相手の問題ではなく、相手をゆるすことができない、愛することができない自分の問題なのです。

自分の中に問題(罪)があることに気付き、神の前にそれを差し出すなら、神はその問題に対処して、罪をゆるしてくださいます。神との信頼関係はそこから生まれます。

『イエスはこれを聞いて、彼らにこう言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」』(新約聖書 マルコの福音書 2:17)


罪を知るには、御言葉を実行してみるのが早道です。「自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」という御言葉を実行してみましょう。そうすると、なかなかそのようにできないことに気づきます。御言葉を行いたくてもできない自分の罪深さを知るのです。しかし、それが恵みの入り口です。


私たちの思いにはるかにまさる神の思いを知り、神の時を待つ中で、忍耐を養われ、自分の中にある問題を通して、神との信頼関係を築いていく。神は私たちをいつもそこへと導いておられます。