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2007年5月20日
使徒の働き12章その1 
(新約聖書 使徒の働き 12章1節〜16節)

『そのころ、ヘロデ王は、教会の中のある人々を苦しめようとして、その手を伸ばし、ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。それがユダヤ人の気に入ったのを見て、次にはペテロをも捕えにかかった。それは、種なしパンの祝いの時期であった。ヘロデはペテロを捕えて牢に入れ、四人一組の兵士四組に引き渡して監視させた。それは、過越の祭りの後に、民の前に引き出す考えであったからである。こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。』(新約聖書 使徒の働き 12:1〜5)


ペテロが捕えられ、殺されそうになっている事態を前に、ペテロや弟子たちをはじめクリスチャンたちはどのように対処したのでしょうか。このことを通し、私たちも問題にぶつかったとき、どのように対処すればよいか、学んでいきましょう。問題への対処として次の3つのことをこの箇所から学ぶことができます。まず1つ目は、祈ることです。5節でもペテロが助け出されるよう教会は祈っていました。私たちは問題にぶつかったとき、つい自分で何とかしようとしてしまいます。しかし、まず祈りから始めましょう。教会が祈っていたとあるとおり、私たちは問題を共有し、ともに祈ることが大切です。そうすると、神の思いに立つことができます。


『ところでヘロデが彼を引き出そうとしていた日の前夜、ペテロは二本の鎖につながれてふたりの兵士の間で寝ており、戸口には番兵たちが牢を監視していた。すると突然、主の御使いが現われ、光が牢を照らした。御使いはペテロのわき腹をたたいて彼を起こし、「急いで立ち上がりなさい。」と言った。すると、鎖が彼の手から落ちた。そして御使いが、「帯を締めて、くつをはきなさい。」と言うので、彼はそのとおりにした。すると、「上着を着て、私について来なさい。」と言った。そこで、外に出て、御使いについて行った。彼には御使いのしている事が現実の事だとはわからず、幻を見ているのだと思われた。』(新約聖書 使徒の働き 12:6〜9)


2番目に、私たちはできることをする必要があります。神様は私たちにできないことを助けてくださいますが、自分にできることは自分でしなければなりません。御使いはペテロに「立ち上がりなさい」「帯を締めて靴を履きなさい」「ついて来なさい」と、自分にできることをするように言いました。私たちも問題の中で、自分にできることはやる必要があります。そうすることで、神様はさらに助けてくださり、事が進んでいくのです。


3番目に、委ねることです。ペテロは「ついて来なさい」と言われましたが、委ねなければついて行くことはできません。問題の中で、まずは神様に祈り、そして自分にできることをやってしまったら、後は神様にお委ねするのです。神様は助けてくださいます。


『・・・ペテロは、マルコと呼ばれているヨハネの母マリヤの家へ行った。そこには大ぜいの人が集まって、祈っていた。彼が入口の戸をたたくと、ロダという女中が応対に出て来た。ところが、ペテロの声だとわかると、喜びのあまり門を開けもしないで、奥へ駆け込み、ペテロが門の外に立っていることをみなに知らせた。彼らは、「あなたは気が狂っているのだ。」と言ったが、彼女は本当だと言い張った。そこで彼らは、「それは彼の御使いだ。」と言っていた。しかし、ペテロはたたき続けていた。彼らが門を開けると、そこにペテロがいたので、非常に驚いた。』(新約聖書 使徒の働き 12:12〜16)


この状況はおかしく思われないでしょうか。教会はペテロが助けられるように祈っていたのにもかかわらず、ペテロが助けられた知らせを聞いて、信じないのです。それどころか知らせを告げた女中を気違い呼ばわりしています。それは、彼らが祈ってはいても疑っていたからです。誰も助けられると信じていなかったのです。私たちの祈りもそれと似たような物ではないでしょうか。私たちは祈っていながら信じられないときがあります。しかし、神様はそれをご存じの上で、それでも祈るよう言われるのです。確信が来なくても、問題を共有して祈るよう励ましておられるのです。それは神様のあわれみです。神様は私たちに疑いがあるのを見ても、助けてくださいます。何と感謝なことでしょうか。ですから、恐れずにどんなときも祈っていきましょう。



神木イエス・キリスト教会


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