メッセージ集TOPへ
2006年4月2日 礼拝メッセージ
因果応報?
(新約聖書 ルカによる福音書 13章1〜9節より)

『ちょうどそのとき、ある人たちがやって来て、イエスに報告した。ピラトがガリラヤ人たちの血をガリラヤ人たちのささげるいけにえに混ぜたというのである。イエスは彼らに答えて言われた。「そのガリラヤ人たちがそのような災難を受けたから、ほかのどのガリラヤ人よりも罪深い人たちだったとでも思うのですか。そうではない。わたしはあなたがたに言います。あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。また、シロアムの塔が倒れ落ちて死んだあの十八人は、エルサレムに住んでいるだれよりも罪深い人たちだったとでも思うのですか。そうではない。わたしはあなたがたに言います。あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。」』(新約聖書 ルカによる福音書 13章1〜5節)


何か悪いことが起きたとき、私たちはとっさにどう思うでしょうか。罰が当たったと考えることはないでしょうか。ピラトに殺されたガリラヤ人たちの話を聞いて、弟子たちはその人たちが何か悪いことをしたために天罰が下ったのだと考えました。その考えを見抜いたイエス様は、その考えが間違っていることをここで指摘しています。神様は私たちを悪い行ないによって罰するのでも、良い行ないで救うのでもありません。天国へ行けるかどうかは行ないではなく、悔い改め、つまり心を神に向けるかどうか、自分の造り主である神様を認めるかどうかにかかっているのです。


人には特別でありたいという欲求があります。自分が特別になるために、行ないにおいて人よりも秀でることを目指します。オウム真理教に高学歴の人が多く入信したことが話題になりましたが、その理由も同じです。レベルの高い大学に入れば、それまで成績が良かった人も、さらに上がいることを知り、自分が特別でないと感じます。もっと上へ行き、もっと特別な者になることを目指した結果、超能力を手に入れることを求めたのです。


私たちは常に互いに比較して、優れているか劣っているか確認しようとしますが、神様にとってみれば、それはたいした差ではありません。すべての人間は遺伝子において99.999…%と限りなく同じなのです。猿と人間も約95%が同じだと言われています。むしろ互いの違いというものは神様からそれぞれに与えられたプレゼントであり、比較するためにではなく、それぞれに活かしていくためにあるのです。比較することは意味のないことです。


『イエスはこのようなたとえを話された。「ある人が、ぶどう園にいちじくの木を植えておいた。実を取りに来たが、何も見つからなかった。そこで、ぶどう園の番人に言った。『見なさい。三年もの間、やって来ては、このいちじくの実のなるのを待っているのに、なっていたためしがない。これを切り倒してしまいなさい。何のために土地をふさいでいるのですか。』番人は答えて言った。『ご主人。どうか、ことし一年そのままにしてやってください。木の回りを掘って、肥やしをやってみますから。もしそれで来年、実を結べばよし、それでもだめなら、切り倒してください。』』(新約聖書 ルカによる福音書 13章6〜9節)


いちじくの木は私たちのことです。神様はその人に悔い改めの実がなるかどうか注目しておられます。私たちは行ないという葉をたくさん茂らせているかもしれません。しかし、神様はそういった行ないには目を留められず、その人が心を神様に向け、ほんとうに信じているかどうか、それによって救いを与えられるのです。救いは良い行ないによってではなく、イエス様を信じる信仰による。イエス様のメッセージはいつもそのように一貫しています。


神様はすべての人に価値があることを認めておられます。それは、神様が人をお造りになったからです。ですから、この箇所で弟子たちが殺されたガリラヤ人のことを罪人だったからだと判断したように、人のことをこの人はダメだと思ったり、自分のことをダメだと思うことは、自分で価値を判断するという大きな罪を犯しているのです。神様はアダムとエバに対して、唯一食べてはいけないと言われたのは、善悪を知る木の実でした。そうして、私たちは自分勝手に善悪の判断をするようになり、いつも私たちは自分や人を○か×で判断しています。しかし、善悪を見極めるのは、神様にしかできないことであり、人は神様に造られたゆえに○なのです。


自分で価値を判断したことに気づいたなら、神様の前に悔い改め、「ダメ」という言葉を私たちの中から取り除いていくようにしましょう。



神木イエス・キリスト教会


神奈川県横浜市青葉区新石川4-22-7
電話:045-914-5455 ファックス:045-914-5508
Email:info@shiboku.net

| HOME | 教会紹介 | 集会案内 | 会堂紹介 | 地図 | メッセージ集 | NOAHの活動 | ENGLISH |