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2005年7月24日 礼拝メッセージ
ナザレでのイエス様
(新約聖書 ルカによる福音書4章14節〜30節)

『イエスは御霊の力を帯びてガリラヤに帰られた。すると、その評判が回り一帯に、くまなく広まった。イエスは、彼らの会堂で教え、みなの人にあがめられた。』(新約聖書 ルカによる福音書 4:14,15)


ガリラヤの人々はみなイエス様から恵みを受けたことがこの箇所から分かります。その後イエス様はご自分の故郷へ行きますが、そこでの人々の反応は違ったようです。


『それから、イエスはご自分の育ったナザレに行き、いつものとおり安息日に会堂にはいり、朗読しようとして立たれた。すると、預言者イザヤの書が手渡されたので、その書を開いて、こう書いてある所を見つけられた。「わたしの上に主の御霊がおられる。主が、貧しい人々に福音を伝えるようにと、わたしに油を注がれたのだから。主はわたしを遣わされた。捕われ人には赦免を、盲人には目の開かれることを告げるために。しいたげられている人々を自由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために。」…イエスは人々にこう言って話し始められた。「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現しました。」

みなイエスをほめ、その口から出て来る恵みのことばに驚いた。そしてまた、「この人は、ヨセフの子ではないか。」と彼らは言った。イエスは言われた。「きっとあなたがたは、『医者よ。自分を直せ。』というたとえを引いて、カペナウムで行なわれたと聞いていることを、あなたの郷里のここでもしてくれ、と言うでしょう。」また、こう言われた。「まことに、あなたがたに告げます。預言者はだれでも、自分の郷里では歓迎されません。わたしが言うのは真実のことです。エリヤの時代に、三年六か月の間天が閉じて、全国に大ききんが起こったとき、イスラエルにもやもめは多くいたが、エリヤはだれのところにも遣わされず、シドンのサレプタにいたやもめ女にだけ遣わされたのです。また、預言者エリシャのときに、イスラエルには、らい病人がたくさんいたが、そのうちのだれもきよめられないで、シリヤ人ナアマンだけがきよめられました。」これらのことを聞くと、会堂にいた人たちはみな、ひどく怒り、立ち上がってイエスを町の外に追い出し、町が立っていた丘のがけのふちまで連れて行き、そこから投げ落とそうとした。しかしイエスは、彼らの真中を通り抜けて、行ってしまわれた。』(新約聖書 ルカによる福音書 4:16〜30)



人々はイエス様の言葉を通して、イエス様が聖書に書いてある救い主だということを確認し、会衆はわきあがりました。しかしその時、「この人は、ヨセフの子ではないか。」という声があがり、人々は静まります。イエス様は、そんな人々に対して、人を上辺で見ると大切なものを見失うと警告しました。それに対し人々は怒り、イエス様を殺そうとします。


ナザレの人々も、ガリラヤの人々のように恵みを受け入れればよかったのです。それが怒りに終わってしまった原因は、「この人は、ヨセフの子ではないか。」という言葉です。私たちは様々なことを外見で判断します。しかしそれは同時に大切なものを見失っているのです。イエス様は馬小屋で生まれ、馬のえさ箱に入れられ、何の肩書きなく、何も人間的に誇るものを持ちませんでした。イエス様は神様ご自身であり、外見を立派にしてよく見せる必要などなかったからです。


人は見えるものに弱いものです。サムエルが神から命じられ、エッサイの子の中から王を選ぶ時に、ダビデの兄たちを見て、この人こそ王になるにふさわしいと思いますが、そのたびに神様はこの人ではないと語り、「人はうわべを見るが、主は心を見る」と語られました。


なぜ外見で判断してしまうのでしょうか。それは自分に自信がないからです。そのため、自分の外見をよくすることで、自信をつけようとするのです。自信とは何でしょうか。それは自分が存在していることへの安心感です。何のために生きているか、自分の存在理由が分かっていることから安心感が生まれます。私たちの存在理由は、私たちを創られた神様からしか来ません。ですから、神様抜きに生きていれば、自分の存在理由を見出すことはできず、まことの自信を持つことができません。この自信がない人は、反対に遭うとすぐにあきらめ、人と比べてしまいます。しかし、まことの自信を持っている人は、反対にあってもあきらめずに自分の目的に向かって進むことができます。自分に与えられた賜物を生かし、力強く生きていけるのです。


私たちはうわべを見てしまいがちですが、神様は中身をごらんになります。私たちは、神様のものの見方、すなわち聖書を通して物事を考える習慣を持つべきです。そうすれば人のよいところが見えるようになります。神様は罪を赦すと言われました。つまり、私たちはマイナスを消去され、プラスしかない存在ということです。ですから、それを生かして生きていきましょう。



神木イエス・キリスト教会


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