私たちは神様のことを100%理解することはできません。ですから、神様はきっとこう思うに違いない、などといった思いこみをしてしまいがちです。今日見ていく箇所には、神様が私たちにしてくださる素晴らしいことが書かれています。あまりにもすごいことなので、そんなわけはないと思ってしまうかもしれません。しかし、私たちは神様の言われることをただ信じるだけです。
神様は父なる神様、子なる神様(イエス様)、御霊(聖霊様)の三位一体である方です。イエス・キリストを救い主として信じる者のうちに御霊が住んでくださいます。この御霊なる神様が私たちを助けてくださるのですが、どのように助けてくださるのか具体的に見ていきましょう。
1.祈りを助ける
『御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:26)
祈りは神様との交わりです。神様との交わりによって私たちは成長します。いっしょに住んでいるから、交わりがあるとは言えません。ですから、祈り続けることが大切なのですが、長い時間祈ることは大変なことです。それを御霊が助けてくださり、私たちを祈らせてくださいます。御霊の賜物に異言というものがありますが、異言を用いることによって長い時間祈り、神様と交わり続けることが可能になります。
2.御心に導く
『人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:27)
人間同士で好みや価値観を一致させることは不可能です。すなわち人間は肉によって一致することができません。しかし、御霊による一致なら可能です。好みが全く違っても、私たちは神に喜ばれることをしたいと願い、御霊が私たちを神の思いへと導くからです。
3.すべてのことを益に変える
『神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:28)
弱い私たちは失敗をします。しかし、失敗さえも神は益に変えることができます。
私たちはどうしても自分の失敗や過去のつらい経験によって感情が引きずられ、前へ進めなくなってしまうときがあります。しかし神が私たちに望んでいることは御霊に仕えること、すなわち与えられた賜物を用いて神に仕えることです。
与えられた賜物を用いるために、自分の良い側面を見つけるポイントは
- 失敗した経験によって自分は成長したと考える
- つらい過去を思ったり話したりしない。
つらい過去に目を向けさせるのは、賜物を用いさせないためのサタンの策略です。
さらに神様の具体的な励ましを私たちはいただいています。
1.神がともにいる。
『では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。』(新約聖書 ローマ人への手紙
8:31)
神様は、私たちに敵はいないと宣言してくださっています。
2.良いものを惜しみなく与えてくださる
『私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:32)
神様は最も大切なものを私たちに与えてくださいました。その方が私たちの人生に良いものをケチるはずはありません。
3.罪赦されている。
『神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。罪に定めようとするのはだれですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしていてくださるのです。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:33〜34)
誰も私たちを罪に定めることができないということは、自分で自分をだめだと言うこともできないということです。
4.圧倒的な勝利者としてくださる
『私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。…しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:35〜37)
神様は中途半端な助け方などされません。私たちを徹底的に助けてくださいます。それを疑って、自分は失敗する、だめだ、と思うのは神様の約束にたてつくことに等しいのです。
5.神の愛から離れない
『私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。』(新約聖書 ローマ人への手紙 8:38,39)
神様は私たちに、これ以上ない素晴らしいものを与えておられます。しかし、私たちは自分はだめだ、できないという思いこみによって縛られているため、賜物に気づかず、用いずにいるのです。しかし、私たちが試練にぶつかると、その中でもがいていく中で、自分にはこれができる、こんな賜物が与えられていたんだ、と気づく時があります。神様は試練を用いて、私たちが賜物を見いだし、用いることができるようにさせてくださるのです。 |