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2003年11月2日 礼拝メッセージ
エペソ人への手紙4章後半
(新約聖書 エペソ人への手紙4章より)


『まさしく真理はイエスにあるのですから。その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、またあなたがたが心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。』(新約聖書 エペソ人への手紙 4:21〜24)


「古い人を脱ぎ捨て、新しい人を着なさい」と書かれています。古い人とは、神を畏れることがなく、そのために知性が暗くなり、心がかたくなで虚しい生き方のことです。具体的には、行いによって自分や相手の価値を決め、自分を良く見せるために自分を繕う生き方です。新しい人については、25節以降で述べられています。

私たちが、古い生き方をやめて、新しい生き方に変わるためには、自分自身の心の仕組みを正しく認識する必要があります。具体的に見ていきましょう。

人は何らかの出来事にぶつかって、感情を選択します。その感情は大きく分けると、「ポジティブ」と「ネガティブ」の2つのタイプになります。私たちは、自分の感情の原因は出来事だと思っています。

人はみな潜在的に「ポジティブ」な感情を選択したいと思っています。ですから、ネガティブな感情を選んだとき、出来事(相手)を変えようとしてしまいます。自分がポジティブな感情を選択できることを相手がするように、相手を変えようとするのです。

しかし、同じ出来事に遭遇しても、ポジティブな感情を選ぶこともできます。それなのに、あえてネガティブな感情を選んでしまうのはなぜでしょうか。それは、行いによって人の価値を判断しているからです。神は私達を行いによって判断しません。ですから、私たちも人を行いによって判断することをやめれば、相手がどんなことをしてもネガティブな感情を選択することはありません。

そこで、新しい人とはどのような生き方なのか、見ていきましょう。


『ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。』(新約聖書 エペソ人への手紙 4:25)


私たちの価値は神様の価値そのものであり、素晴らしいものです。そして私たちはキリストの体であり、互いにそれぞれのものです。ですから、からだは互いに嘘をつくことはしません。また、つまずいた足に対して、他の部分が怒って打ちたたくようなことはしないのと同様、互いに責めるものでもありません。しかし、私たちが同じキリストの体である兄弟姉妹に対してさばくのは、そのような行為なのです。


『悪魔に機会を与えないようにしなさい。』(新約聖書 エペソ人への手紙 4:27)


悪魔の目的は、私たちがキリストの体を軽んじ、キリストの体を離れてしまうことです。人間的な考えに惑わされて、簡単にキリストの体を離れることがあってはなりません。


『悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。』(新約聖書 エペソ人への手紙 4:29〜32)


悪口は言った後は爽快な気分になるかもしれませんが、それ以上にその後落ち込んでしまいます。そして、悪口を聞いた人にも被害が及びます。神の聖霊、つまりいつも共におられる神様を悲しませるのは、私たちが口から発する悪い言葉です。それは律法に生きているために選択しているものです。

新しい生き方は、自分の努力で得るものではありません。私たちが神様の前に正直になり、自分が律法に生きている病人であることを認めるなら、医者であるイエス様がその病を治してくださいます。それによって、新しい生き方を自然にできるようになるのです。



神木イエス・キリスト教会


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