第一コリント人への手紙2章では、御霊(聖霊)の働きについて3つのことが書かれています。
1. 宣教とは御霊の働き
「・・・私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした。」(新約聖書 第一コリント人への手紙 2:1〜4)
宣教とは、説得力のある知恵のことばによるのではなく御霊(聖霊様)の力で行われるものです。パウロは聖霊様の力が働くために注意を払っていました。
コリントの人は哲学的表現を好みましたが、パウロはすぐれた知恵を用いず、イエス様のことだけを語ると決心しました。十字架の主を語るとは、ありのままの自分で語ることです。自分の弱さを隠し、立派な自分をアピールすることが人々を救いへ導くわけではありません。
人を救いに導くのは御霊の力です。ですから大切なのは祈ること、そして、ありのままの自分でイエス・キリストを伝えることなのです。
2. 信仰とは御霊に支えられるもの
「それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。 ・・・」(新約聖書 第一コリント人への手紙 2:5〜8)
ここでいう知恵とは、神の知恵のことで、十字架を理解するためのものです。この世の知恵とはこの世でうまく生きるためには有効でも、十字架を理解することは出来ません。
人間の知恵に支えられた信仰は、理解を超えた出来事にぶつかるとつぶやいてしまいます。しかし、御霊に支えられた信仰は、理解を超えた出来事に対して感謝します。
「・・・いったい、人の心のことは、その人のうちにある霊のほかに、だれが知っているでしょう。同じように、神のみこころのことは、神の御霊のほかにはだれも知りません。ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜わったものを、私たちが知るためです。・・・」(新約聖書 第一コリント人への手紙 2:10〜16)
3. 御霊を受けなければ神を知ることが出来ない
神のみこころはどのようにしたら知ることが出来るのでしょう。
あなたの心には、あなただけしか知らない秘密がありませんか。その秘密は、あなたが人に話さない限り、人は知ることがないでしょう。同様に、神様の考えも神様が教えない限り、誰も知ることが出来ません。
神の御心のことは、御霊が教えます。御霊は、主を求める者に与えられます。神は知恵を求める者には、惜しげなく知恵を与えると約束して下さっています。この知恵は私たちに十字架の奥義を示し、私たちを成長へと導きます。神のみこころは、神に聞いたらよいのです。主から教えられる知恵、これこそ神の恵みです。
このように私たちの歩みはすべて御霊によって支えられています。ですから、御霊に満たされることを求めていきましょう。 |