『闇の中を歩んでいた民は、大きな光を見た。 死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。』(旧約聖書
イザヤ書 9:2)
これはイエス・キリストがこの地上に来られることを預言した聖書の言葉です。
この預言が語られた当時は、人々の心に希望がなく、まるで闇の中を歩んでいるようでした。その中で語られたこの預言は、人々に生きる勇気と希望を与えました。そして、待ち望まれたイエス・キリストは世を照らす光としてこの地上に来られました。
最近はクリスマスになると、街のあちらこちらでイルミネーション……光の飾りを見ることが出来ますが、これは、光としてこの世に来られたイエス・キリストを表しているのです。
光として象徴されるイエス・キリストの働きはいくつかあります。ご一緒に学んでいきましょう。
1. 光は闇を消します
誰の心にも、人に知られたくない思いはあります。これは心の闇と言えるでしょう。心に闇があると、気が重くなったり、罪責感に苦しめられたりするものです。イエス・キリストは、この闇を消す光として、この世に来られました。
聖書ではこの心の闇を罪と言っています。イエス・キリストは、すべての罪を赦し、私たちの心の闇に光を与えて下さいます。
2. 光は死の陰の地を照らします
この地上で物を見ることができるのは、光の働きによるものです。光がなければ、何も見ることができません。同様に、私たちが人生をしっかりと見据えて生きるために、イエス・キリストは真理の物差しを下さいました。
日本国憲法もそうですが、繁栄している多くの国家の憲法は、聖書の教えを基準としています。イエス・キリストが教えられた言葉一つ一つは、私たちを正しく導いてくれる物差しなのです。
3. 光には熱が伴います
熱が加わると物の形は変わっていくように、人の心は「愛されている」という温もりを感じるとき、柔らかく変形していきます。神の光は愛です。
ヘレン・ケラーを育てたサリバン先生は、孤児だったこともあり、かつては手のつけられないほど心の荒れた子どもでした。しかし、神の愛を知ったことによって彼女は立ち直り、さらにこの愛をヘレンという三重苦の少女に注いだのです。ヘレンは手で触れられる物はすぐに理解できるようになりましたが、形のない愛という言葉をなかなか理解できませんでした。
サリバン先生が、「主よ、私はこの子に一番大切なもの、あなたの愛をどうしても伝えることが出来ません。私をあわれんでください。」と自分の無力さに涙を流して祈りました。サリバン先生の涙がヘレンの手の上に落ちたその時、ヘレンは愛を理解したというのです。
イエス・キリストはわたしたちの光……あなたの心の闇を消し、物事の基準を与え、愛によって導いてくださいます。
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